2008年 11月 23日
石岡信之さんの工房を訪ねました。 |
GM..が日頃お世話になっている陶芸家、石岡信之さんの工房を訪ねました。
いつもブログをご覧になっている皆さまには、ちょっと感想のお土産です!
石岡さんの作品とは、GM..を立ち上げる3〜4年くらい前、益子陶器市での出会いが最初でした。私たちもその時はまだお客さんでしたが、一目でファンになりました。作品はとっても素朴ですが、独特で何か引きつけるものがあったんですね。
一度工房は見てみたいと思っていたのですが、最近は非常に忙しくなってきたという石岡さん。以前石岡さんの個展に行った時に、今度工房ご覧になりますかとお誘いをうけたのが見に行くきっかけ。まさか工房が見れるなんてと思っていただけにとても嬉しかったです。

工房は、栃木県益子にあります。豊かな森に囲まれたのどかな居心地のよい所、という感じが第一印象です。北鎌倉も負けじと自然の宝庫ですが、ここは町はずれの田舎というか、昔からの自然に囲まれているという感じで、周辺の起伏や森とうまく工房の建物が溶け込んだ光景は、ドラマに出てきそうな場所なんです。工房の外に腰掛けて、石岡さんのマグカップでコーヒーを飲んだら・・ちょっとイメージ膨らませすぎでしょうか。こんなところで生活、できたらいいなあと・・ちょっと羨ましく思いました。皆さんの想像も区々でしょう!

工房内部へ入るとそこは凛とした空間。作業場中央には彫金作家が作ったという格好いいシェードランプがひとつ吊るされていて、その下にいかにも使いやすそうな大きな作業台兼テーブルがどっしりと置かれています。そして何処からともなく聞こえてくる音楽が作業に集中させ、リラックスさせてくれそうな感じです。
床から天井まで添えつけられた大きな棚には、おなじみの花皿やトンガリ、赤丼など、製作途中の作品たちがたくさん積み重ねられ、旅立ちの順番待ちをしていました。
陶器作りの基本とも言える生地を練りこむ作業は、とても迫力があって、パン生地を捏ねるように体全体を使うという感じなんです。捏ねるその姿は凄く格好がいい。でもこれは結構大変な作業だと思います。轆轤をひく時も、真剣で、目付きが違います。土の分量と手加減の入れ方のバランスが、石岡作品を作り出しているんだと素人ながら見ていて感じました。これは正に職人技という感じ!


私たちが質問すると石岡さんは、ここはこうやって、で、この辺はこうすると・・・実に細かいところまで丁寧に説明してくれるんです。でもこれって企業秘密なのでは・・と聞くと、まあそうなんですけど・・とにっこり^^。
私たちは時折興奮して、つい唸り声(ウオ−)をあげてしまいました。

楽しい話も交えながら、良い一時を過ごす事が出来ました。
短い時間でしたが、作業を拝見したりお話を伺ったりしているうちに、とってもよい方だなあと実感しました(本当にそうです)。改めて作品には石岡さんの人柄が滲み出ているんだなあと思いました。作る人間が作品に染み込んでいるんだろうと。それは見る人使う人にインスピレーションがきっと伝わるんだと思います。
ものを作るという大切な基本に僅かですが振り返れたという感じがします。
いつもブログをご覧になっている皆さまには、ちょっと感想のお土産です!
石岡さんの作品とは、GM..を立ち上げる3〜4年くらい前、益子陶器市での出会いが最初でした。私たちもその時はまだお客さんでしたが、一目でファンになりました。作品はとっても素朴ですが、独特で何か引きつけるものがあったんですね。
一度工房は見てみたいと思っていたのですが、最近は非常に忙しくなってきたという石岡さん。以前石岡さんの個展に行った時に、今度工房ご覧になりますかとお誘いをうけたのが見に行くきっかけ。まさか工房が見れるなんてと思っていただけにとても嬉しかったです。

工房は、栃木県益子にあります。豊かな森に囲まれたのどかな居心地のよい所、という感じが第一印象です。北鎌倉も負けじと自然の宝庫ですが、ここは町はずれの田舎というか、昔からの自然に囲まれているという感じで、周辺の起伏や森とうまく工房の建物が溶け込んだ光景は、ドラマに出てきそうな場所なんです。工房の外に腰掛けて、石岡さんのマグカップでコーヒーを飲んだら・・ちょっとイメージ膨らませすぎでしょうか。こんなところで生活、できたらいいなあと・・ちょっと羨ましく思いました。皆さんの想像も区々でしょう!

工房内部へ入るとそこは凛とした空間。作業場中央には彫金作家が作ったという格好いいシェードランプがひとつ吊るされていて、その下にいかにも使いやすそうな大きな作業台兼テーブルがどっしりと置かれています。そして何処からともなく聞こえてくる音楽が作業に集中させ、リラックスさせてくれそうな感じです。
床から天井まで添えつけられた大きな棚には、おなじみの花皿やトンガリ、赤丼など、製作途中の作品たちがたくさん積み重ねられ、旅立ちの順番待ちをしていました。
陶器作りの基本とも言える生地を練りこむ作業は、とても迫力があって、パン生地を捏ねるように体全体を使うという感じなんです。捏ねるその姿は凄く格好がいい。でもこれは結構大変な作業だと思います。轆轤をひく時も、真剣で、目付きが違います。土の分量と手加減の入れ方のバランスが、石岡作品を作り出しているんだと素人ながら見ていて感じました。これは正に職人技という感じ!


私たちが質問すると石岡さんは、ここはこうやって、で、この辺はこうすると・・・実に細かいところまで丁寧に説明してくれるんです。でもこれって企業秘密なのでは・・と聞くと、まあそうなんですけど・・とにっこり^^。
私たちは時折興奮して、つい唸り声(ウオ−)をあげてしまいました。

楽しい話も交えながら、良い一時を過ごす事が出来ました。
短い時間でしたが、作業を拝見したりお話を伺ったりしているうちに、とってもよい方だなあと実感しました(本当にそうです)。改めて作品には石岡さんの人柄が滲み出ているんだなあと思いました。作る人間が作品に染み込んでいるんだろうと。それは見る人使う人にインスピレーションがきっと伝わるんだと思います。
ものを作るという大切な基本に僅かですが振り返れたという感じがします。
by gm2a
| 2008-11-23 22:28
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