2010年 02月 19日
新しい作家さんと作品の紹介です。 |
新しくガラス作家さんがGM..の仲間に加わりました。
星 樹理亜 (埼玉県)
星さんは、パート・ド・ヴェール(Pâte de verre)という技法(フランス語でガラスの練り粉という意味)でガラス作品を製作されています。
複数の工程を経て作られるため、ガラス工芸の中では手間のかかる技法なのだそうです。
最初の作品は、砂浜に散らばるシーグラスの雰囲気が出るようにと・・海をイメージした箸置きを作られました。
永い月日を経て、海水や砂に打ち砕かれた表情は摺りガラス状。そして形がどことなく、貝、ビン、サンゴのフォルムに・・・。なんともかわいくて、ロマンチックな雰囲気さえ感じられます。
ガラスの中は楽しげな模様と、水色、ピンク、エメラルドグリーンなどの色粉がほんわかと滲み出し、見る人を温かな気持ちにさせてくれます。
ひとつひとつ表情の異なるガラスたちを見ていると、星さんの作品に対する想いが伝わってくるようです。
貝の箸置きです。
銅のワイヤで作られたという花模様と色粉がうっすらと見え隠れします。
裏側には小さくjuriaのサイン。
そのままインテリアとして飾っておいてもきれいです。
箸:高橋木工房
器:おさ田よしこ
こちらはほんのりピンク色のサンゴ。
食卓がちょっと楽しい雰囲気になります。
器:藤田耕三
とってもかわいいビンの形。
こんな箸置きでおもてなしをされたら、嬉しい気持ちになりますね!
器:渡辺キエ
by gm2a
| 2010-02-19 14:59
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